「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義」の教えを実践してみた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

今回実践するのは、生命科学者で医学博士、大阪大学大学院教授の吉森保氏の著作「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義」<日経BP>に記載の教えです。

本書の教え

  • 生命の基本である細胞をとおして生命と病気の仕組みを知ろう細胞の機能「オートファジー」により病気を予防し、老化を食い止めよう。

本書のポイント

本書は「オートファジー」の研究によりノーベル生理学・医学賞を受賞した大隈良典氏の共同研究者であった著者が、「科学的思考」の身に着け方から生物の細胞の話、細胞と病気の関係、細胞の若返り機能であるオートファジー、オートファジーと寿命を延ばす方法、まで専門家でない一般人を対象にやさしく解説した本です。

本書で記載されているポイントは以下のとおりです。

「科学的思考」とは理屈で考える、道理で考える姿勢のことです。科学とは、仮説と検証を繰り返し真実に近づける営みです。検証において、目には見えるが原因と結果ではないかもしれない関係である相関関係と、原因と結果の関係である因果関係を混同してしまう可能性があります。科学的思考にはこの相関関係と因果関係の違いを身に着けることが重要です。

すべての生命の基本は細胞です。病気は細胞がおかしくなったらかかります。細胞が死んでしまうのが細胞がおかしくなることの代表例です。これによりアルツハイマー病やウイルス感染、心不全などが発症します。

細胞がおかしくなるほかの例としては、遺伝子の変異により細胞が元気になりすぎて勝手に異常にふえてしまう、「がん」があります。

免疫(=外敵を排除すること)の方法としては、物理的に防ぐ、病原体を殺す、抗体をつけるの3つの方法があります。

細胞を自分の力で新品にするオートファジー機能

「オートファジー」は細胞の中の物を回収し、分解してリサイクルする現象のことです。その役割は次の3つになります。

  1. 飢餓状態になったとき、細胞の中の物を分解して栄養源にする
  2. 細胞の新陳代謝を行う
  3. 細胞内の有害物質を除去する

このうち3つ目の有害物質を取り除く役割によって、心不全やアルツハイマー病などのいろいろな病気が防げています。

また、本書ではオートファジーとがんの関係や美白、皮膚の老化との関係についても記載されています

さらにオートファジーの働きを上げる食品(栄養素)と逆に働きを悪くする食品も紹介されています。

オートファジーを発動させるためには、日常生活において食事を摂らない時間を4時間以上もうけます。一食抜けばオートファジーはさらに上がります。ただし、断食が長くなると筋肉がやせてしまう可能性があるので、極端な断食はやめたほうがよいです。

また、オートファジーを高めるためには運動もおすすめです。

以上のように生命科学の基礎から細胞の最先端事情までを筋道立てて一般人にわかりやすい形で解説されているので、一読しただけで内容がすんなりと頭に入ってきました。最近流行りのオートファジーですが、さすがにその権威によって記載されているだけあって説得力ある内容となっています。

さらに、最新の研究を踏まえて、じゃあどうすれば健康寿命を延ばせるのかについて実用的な説明もされているので、そういう面でもおすすめの一冊です。

やってみたこと

日々の生活の中で飢餓状態を作り出しオートファジーを活性化するために朝食を抜くことにしました(ただし、午前中にランニングを行う場合には朝食を摂ります)。

やってみてわかったこと

朝食抜きを始めてから3週間程度経過しました。

細胞レベルでオートファジーが活性化しているか否かを直接判断することはできませんが、身体に次のような変化がありました。

日常的なランニングもあいまって体重が1kg程度は減少しました。また、見た目からして大胸筋や上腕二頭筋などの上半身の筋肉が落ちているのがわかりました(上半身を含む全身の筋トレとタンパク質のさらなる摂取の必要性を感じています)。

なお、朝食抜きを始めた当初何日かは、前日の夕食から昼食までかなり時間が空くため非常に空腹になり、その反動で昼食や夕食を食べすぎて胸やけを起こしてしまいました。みなさんもプチ断食を行う際にはご注意ください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ロゴ.png

もし、皆さんも本書の教えを実践し効果等あった場合にはコメントいただけるとありがたいです。

なお、上記はオネストの個人的な見解を含むものとなっています。すべての方に当てはまるものではないことをご了承ください。

「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義」をアマゾンで購入

     

 

カテゴリー

アーカイブ

コメント

コメントを残す

*