「図解 モチベーション大百科」の教えを実践してみた

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今回実践するのは、池田貴将氏の編著「図解 モチベーション大百科」<サンクチュアリ出版>に記載の教えです。

本書の教え

  • “モチベーション”とは、ある決まった法則に従って見えないところで私たちを動かしている力、この力を使いこなして人生を豊かなものにしよう

本書のポイント

本書は、行動経済学や心理学の分野における多くのモチベーションに関する実験結果に対して編著者がビジネス現場に沿う形での解釈を加えた図解がなされています。各実験は、①動機づけ、②人材育成、③目標設定、④意思決定、⑤人脈づくり、⑥自己管理、⑦発想転換、のモデルケースに分類されています。

本書で記載されている実験とその解説は、自分自身のモチベーションを生み出すものと誰かにモチベーションを生み出させるためのものがあります。

ここで、一点注意したほうが良い点として、本書ではモチベーションの定義として「ある決まった法則に従って見えないところで私たちを動かしている力」としている点です。

このため、モチベーションの一般的な意味である「意欲」や「やる気」だけではなく、「やる気はなくてもなぜかやってしまう」「無意識のうちにやってしまう」というシチュエーションもモチベーションに含めて説明されています

このため、解説されている心理・行動実験の中にはヒトの意欲ややる気とは関連せずに、ヒトを動かしてしまうような実験も散見されます。

モチベーションの法則をうまくいかす

ここでは、本書のイメージをつかむための実験を2つ例示します。

一つ目の実験例は、 心理的リアクタンスです。これは、①動機づけのモデルケースの一つです。誰かに何かを依頼したい場合、強制ではなくその人の自主性によってやってもらったほうが望む結果を得やすいという心理です。したがって、この心理を利用したい場合には、できるだけ相手に選択肢を与えてその自主性で選択させるようにするのがよいことになります。

二つ目の実験例は、③目標設定にある、行動思考です。「なぜこれをやる必要があるのか?」と行動の理由を考えていると行動が遅くなる一方、「何をしたらよいか?」を考えると具体的な行動をしやすくなる心理です。何かを行わなければならない場合、「まず何をしようか?」と具体的な手順を考えると早く動けるようになります。

これらの2個の実験のほかに本書では98個もの実験が解説されています。あわせて100個の実験。タイトルの「大百科」は伊達ではありません。このため、すべてを記憶して実践することは難しいかもしれません。

まずは自分の望む形で自分又は相手に「やる(またはやらない)」という選択をしてもらいたいときに適用できそうな実験を見つけて試していくのが良いのではないかと思います。

やってみたこと

  • モデルケース①動機づけの「心理的リアクタンス」を応用して、会社業務で業務分担を行う際に、一方的に仕事を振るのではなく、まずはその業務をやりたい人を募り、それに手を挙げた人に優先してその仕事を任せるようにしました。
  • 会社業務で仕事を割り振られた際に、その割り振りについてあれこれ思慮を巡らすかわりに、モデルケース③目標設定の「行動思考」を参考にして、すぐに具体的なToDoを整理し、その業務を開始しました。

やってみてわかったこと

  • 本書の「心理的リアクタンス」の実験結果を応用し、自分の選択を自分で決めてもらうようにしました。これにより、自律的(能動的)に業務を進めてもらうことができており、目標の達成率が以前を上回るなどパフォーマンスも良好です。
  • 「行動思考」は、要は走りながら考えることだと思います。特に昨今のように変化が激しく何が正解かわからない(課題さえわからない)状況ではPDCAを回していたのでは間に合わないので、とにかくやってみてだめなら素早く改善、修正していくというスタイルのほうが全体的なパフォーマンスも上がると思いました。
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もし、皆さんも本書の教えを実践し効果等あった場合にはコメントいただけるとありがたいです。

なお、上記はオネストの個人的な見解を含むものとなっています。すべての方に当てはまるものではないことをご了承ください。

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